2016年4月1日
Rascal Jesterは約1年半にわたり支援していただいたCROOZ社とのスポンサー契約を、2016年3月31日をもって解除・終了いたしました。
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[ 本契約の終了にあたり RJ一同より]
この度Rascal Jesterは、Riot社およびLJLのグローバルレギュレーション(※)に則り、長きにわたり支援いただいたCROOZ社との契約を終了することとなりました。
去る2014年末、CROOZ社執行役員 諸戸様と、現代表大川により基本的な構想が話し合われ、プロゲーミングの促進と、選手の未来形成へ向けて始動したのが本契約のきっかけとなりました。
この契約にあたり、CROOZ社からは非常に多くの支援をいただきました。
CROOZ社は当初より通算して9名分の雇用枠を準備、提供してくれました、これは1名あたりの必要コストを50万円と見積もっても、単純計算で月450万円の出費となります。加えて、選手の練習時間の考慮など、可能な限りフレキシブルな労働環境を提供するなどの対応をいただきました。
CROOZ社では2週〜1月の間に一度は全社員に向けた研修が行われます。内容は社会人としての立ち振る舞いから、コンプライアンスの遵守など多岐に渡ります。キャリアの薄い若者にとって、これらの知識をもってゲームへ向かい合うことは、プレイヤーとして非常に有意義な教育であったと感じております。
もちろん良い効果だけではなく、やはり練習時間の圧迫や通勤による疲労から、パフォーマンスが出ない時期もありました。
2015年のシーズン終了時の成績を鑑み、チームは重要な選択をすることになりました。当時すでに何名かのメンバーはチームを離れていましたが、ここを境に就労していたメンバーは全員退職し、2015年の10月からはゲームへのフルコミット制に移行しました。
当然ですが労働による収入がなくなり、チームの財政はかなり圧迫されることになりましたが、それでもCROOZ社は最低限を賄えるように状況に合わせて可能な限りチームを支援し続けてくれました。
勝利という形でCROOZ社への恩返しができなかったことは悔やまれますが、これらの支援によりチーム活動が継続できたことは、将来に対して大きな意味を持つと信じています。
そしてこの取り組みから得た経験を活かして、次の世代へ継続できるような活動を目指していきたいと思います。
いままで本当にありがとうございました。
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※LJL 2016 年シーズン 公式ルール より 引用 (http://jp.lolesports.com/rules)
3.7 スポンサー LJL チームは、LJL の期間中、スポンサーを募る権利を持ちます。ス ポンサーの獲得に制限はありません。かかるスポンサーが制限されるカ テゴリーに入っている場合、プレイヤーが LoL を使用またはプレイして いる間にかかるスポンサー権が表明されること、LoL の関連素材と並ん で表示されること、LJL やその他ライアットゲームズの関連イベントに て表明されることも禁止されます。LJL は、いつでも任意にカテゴリ ーリストを更新する権利を保有します。以下は、制限されるスポンサー のリストであり、対象はこれらに限定されません。
3.7.1 一切のビデオゲーム、またはビデオゲームの一切の開発業者もしくは 販売業者 (2016 年 4 月 1 日適用)